婆ちゃん初めてのデイサービス見学

30代の介護生活

こんにちは。kokoです。

今回は、認定調査を無事終え、要介護2をもらえた祖母の、デイサービス見学の日についてお話ししていきたいと思います。

ケアマネージャーがつき、何件か見学できるとのことで、祖母と私とケアマネージャーでデイサービスの見学に行くことになった時の話になります。

その時の私は、デイサービスがどういうところかよくわかっておらず、どこも同じようなところかと思っていましたが、見学に行ってみると、かなり色々なデイサービスがあることを知り驚きました。

正直、こんなにも違うとは思ってもみなかった。。。

利用する前に、見学できるのであれば、見学をした方が雰囲気やイメージも湧きやすいので、見学に行くことをおすすめします。

施設では現在もコロナの影響で、見学をできないところがあるかもしれませんが、1日の流れや、写真が記載されたパンフレットなどで確認できる場合があるので、見学できない場合はそういったもので、きちんと確認することが大切かと思います。

この記事はこのようない人にオススメ!

  • 初めてデイサービスを利用する予定の方
  • いつかデイサービスを利用しようと考えている方
  • デイサービスって?何をするのかわからない方

に向けた記事になります。

デイサービスとは?(通所系サービスとは)

通所サービスとは、介護保険の『居宅サービス』に規定されているものになります。

利用者が老人デイサービスセンターなどの、通所施設にいって受けるサービスのこと

☆主な内容としては、入浴、排泄、食事などの介護や機能訓練、レクリエーションなどの身体機能の向上を図るためのサービス

デイサービス(通所系サービス)の種類

デイサービスにも種類があります。

通所介護→入浴、食事、レクリエーション、機能訓練などを受けるところ

通所リハビリテーション(介護予防通所リハビリテーション)→老人保健施設や診療所などに通所し、リハビリテーションを受けるところ

介護保険で利用するサービスのついては、要介護度に応じて利用できるサービスの上限額が決められています。

ケアマネージャーなどに、認定結果に応じたケアプランを作成してもらうと、どのくらい利用できるかが分かります。

費用負担は、原則1割となります。年収が高いと年収により2割または3割負担になります。

上限を超えて利用した場合、超えた分の10割が利用者負担となります。

また、食費などの保険外費用も別にかかります。

デイサービス見学の日

正直、孫の私は見学してもそんな変わらないんじゃないかと思っていた。

しかし、3箇所見学させてもらい。。。

あり得ないレベルで違った(笑)

3箇所の私の個人的な感想は下記の通りです。

1箇所目のデイサービス

デイサービスのことはほとんど知りませんでしたが、一箇所目は自分がイメージした通りの施設でした。

全体的に白っぽいイメージでワンフロアになっていて、真ん中に机が置いてあり、そこで利用者様がお話しをしていました。

お風呂も、自宅のお風呂を改装したような作りで一人一人入れるようになっていました。

お風呂に機械浴も導入されていました。

端には、寝転がれる用にベットがあり、マッサージ機なども置いてありました。

お昼は、お弁当で運ばれるとのこと。

診療所とか整骨院とかそういう雰囲気のところでした。

利用している人の人数も、3箇所の中で真ん中だったので、一般的なデイサービスかなと感じました。

2箇所目のデイサービス

2箇所目は、健康ランドや入浴施設のような感じでした。

ブラウンでまとめられた室内、お風呂は銭湯のように大きいお風呂と、個別で入れるお風呂がありました。

端っこには、マッサージや爪切りをしてくれるスペースがあったり、寝れるスペースやカラオケなどもあり、30代の私でも通いたいなと思うところでした。

そこは、食事も施設で作っていて、和食だけではなく、さまざまな国の料理を食べれる日があったり、お寿司屋さんがきたりとかなり食事にも力を入れているところでした。

規模も大きく、かなりの人数利用者が入れるようになっていました。3箇所のうち1番人数が多い施設でした。

3個目のデイサービス

3箇所目のデイサービスは、古民家でした。

普通に自宅です。キッチンがあり、リビングがあり、お風呂があり。

お風呂は、縦に深い昔のお風呂の浴槽になっていて、昔ながらの自宅に住んでいる人は自宅のような感覚で過ごせると思います。

こちらは機械浴はなく、お昼はお弁当とのことでした。

また自宅タイプなので、利用人数も少なめの施設でした。

3箇所見学して感じたこと

施設により、規模や食事内容もかなり違いました。

利用する人の性格によって、過ごしやすい空間が違うと思うので、実際に行ってみて雰囲気を見てもらうのが一番いいかと思います。

利用している人の介護度も施設により、違っていたりするので、そういう部分も判断基準にされるといいと思います。

3箇所デイサービスを見学してみて、社交的な祖母だったのと、食事などが気に入り、2番目のところと契約することにしました。

利用者様も、元気な人が多く、婆ちゃんにとってはいい環境だなと思いこちらにしました。

機械でのリフト浴もあったので、長く利用できるなと感じた部分も決め手でした。

高齢になり、足が悪くなったり、痛みが出たりすると、一人で出かけるのが難しくなったり、友人が亡くなったりと、だんだんと生活が引きこもりがちな生活になりやすいです。

体が動くうちは、あまり変わらないかと思いますが、やはり体の状態が悪くなると外との関わりがなくなってしまいやすいです。

デイサービスに通うことで、新しい同年代の友人ができたり、外との関わりができるので、そういった部分では、とてもいいことだと私は思います。

また施設により利用者様の雰囲気や介護度も違うので、自分と同じくらいの状態の方といる方が、個人的な意見としては楽しいと思うので、設備だけでなく他の利用者様の状態も一緒に確認されるといいと思います。

私自身も感じていますが、大人になり友人を見つけるのは、自分で行動しないとなかなか難しいです。

私の婆ちゃんは、デイサービスを楽しんでいってくれていますが、爺ちゃんが行かなかったように、デイサービスにはいきたくない、行く必要がないと思う方も実際にいると思います。

私も認知機能に問題がなく、買い物にも行けて、自分で食事を作ったり身の回りのことが全てできて、趣味などがあるひとは行く必要はないかと思います。

内向的、外交的な人がいるように、その人にあった環境というのはあると思うので。

ただ、デイサービスは、サポートする家族のリフレッシュ時間にもなるということもあるので、状況によって、よく話し合って決めるといいと思います。

私の婆ちゃんはご飯も美味しいし、お風呂に入りに行くといって、お出かけの感じでデイサービスを利用してくれています。

なので、最初の見学の雰囲気を見て、心地よく過ごせるところを選ぶというのは、とても重要なことかと思います。

婆ちゃんは、後に、ショートステイも行っているデイサービスをもう一つ利用することになるのですが、社交的な婆ちゃんでも、やはり何かが合わないと『あそこに行くのは嫌』といってやめることになったので、雰囲気を見ることはとても大切なことかと思います。

ただ、慣れないうちはその環境が嫌だなと思うひとがほとんどかと思います。

年齢問わず環境が変わると嫌だなと思うことはあると思うので、慣れるまでは、うまくサポートをしている人が声かけをしたり、気持ちを聞いてあげるのもとても大切かなと思います。

おまけ〜通所リハビリテーションは?〜

私の婆ちゃんは、体の機能が低下してきていた為、しばらくの間、上記のデイサービスと通所リハビリテーションを利用していたことがあります。

そこは、最新のトレーニングができる場所で、私自身も通いたいと思うようなところでした。

自宅で体操するのはなかなか難しいので、見守りがある上で、リハビリができるのはとてもありがたかったです。

ただ、お風呂や食事などはなく、短時間利用。お茶とかは出ますが、あくまでリハビリが目的の施設になります。

なので、体が健康なうちや、自宅で、ご飯や入浴が介助なしで行えるうちはとてもいいと思います。

うちでは、婆ちゃんの介護度が上がったタイミングで、長い時間みてもらいたかったため、そちらは辞めてデイサービスのみを利用する形に移行しましたが、利用者の身体状況により選択することがオススメになります。

まとめ

どんなことにも、相性ってありますよね。。。

自分自身も、今まで生きてきて思うことは、嫌なところって正直行きたくないです。

仕事や仲間との時間もそうですが、慣れるまでは正直不安もありますし、緊張もします。

嫌なところなら辞めたいし、環境がよくて、心地よければ行きたいなと思います。

年齢関係なく、そういう人は多いかと思います。

高齢になったから、どこでもいいわけではないと私は思います。ただ、とても相性のいいところを探すのもなかなか難しい。。。

自宅でどうしても過ごしたい人である場合は、デイサービスに行かなくても違うサポートを受けることはできます。

介護については、個人の性格や身体状況、サポートする家族の状況により変わる部分が多いかと思います。

全員が納得する状況にすることは、なかなか難しい場合もあるかと思いますが、介護をうける側もサポートする側も一番ベストな生活ができる選択ができたらいいのかなと思います。

koko

家庭の事情により、30代から祖父祖母の介護を経験。
30代という仕事なども頑張りたい時に介護がスタートしました。自分の人生を充実したものにしつつ、介護をすることはとても大変です。私は介護を始めてから美容師免許を取得。介護の資格(初任者研修)を取得しました。私の経験が介護をする方のお役に立てたら嬉しいです。

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