こんにちは。kokoです。
今回は、高齢者になると増える薬の管理方法について、私自身が行なってきた方法をお話ししていきたいと思います。
高齢になると、薬を飲む事が多くなってきますよね。。。
そのような状況で、薬の飲み間違いや飲み忘れはとても大変です。
介護を自宅でしている方は、色々な方法で、飲み忘れを防いでいるかと思いますが、正直毎日となるととても大変です。
今回は、30代という忙しい中、介護をしていた私が、実際にやっていた管理方法をお伝えしていきます。

この記事は、このような人にお勧め!
- 薬が多く管理が大変
- 飲み忘れをしないか不安
- 自分のできることは本人にやってほしい
皆さんの介護生活が少しでも楽になりますように
薬の数が多い場合は一包化する
ご存知の方も多いと思いますが、薬が多い場合一包化してもらうのがオススメです。
事前に主治医に相談した上で、薬局で一包化の依頼をします。
パウチの袋に、名前と日付と飲むタイミングが入るので、誰のなんの薬かが、一目でわかるようになっています。
一包化のメリット
- 同じものを2個飲んだりするなどの誤飲の可能性を防ぐ
- 何か一つだけ飲み忘れるなどを防ぐ
- 薬をシートから取り出さなくていい(高齢になると、取り出しにくくなる)
- 薬を分ける必要がなくなる為、時間短縮になる
一包化のデメリット
- 一包化する為のお金がかかる
- 一包化ができるまで、時間がかかる
- 薬によって一包化できないものがある
- 薬が、変更になると、今までのものが使用できなくなる
- シートから取り出しているため、長期保管はできない
上記でお話しした通り、メリット、デメリットがありますが、数が多い場合は一包化がオススメ!
☆私は一包化できないものは、小さいジップロックに一包化した薬と、できなかった薬をいれて管理していました。
祖父は一包化しない管理方法
祖父は認知症の症状が全くなく、体の自由がききましたし、薬の数も5個以内だったため、一包化はせずに、小さいジップロックに入れて管理していました。
指先の作業は少しやりずらいようでしたが、指先で細かい作業も普段することがない為、時間がかかってても手伝わずに一人でやってもらっていました。
☆やり方☆
1、お椀など薬の数だけ食器を出す
⇩
2、シートをハサミで一回分ずつ分けてお椀に入れる(種類別)
⇩
3、一個づつお椀からとり、袋に入れる
何かが、一つ余れば、入れ忘れということもわかりやすいので、認知機能に全く問題がない高齢者であれば、トレーニングも兼ねて薬を分けるのをやってもらうのがお勧めです。
作り終わったものを、私が確認しながら薬カレンダーなどにセットすることで、私の時間も少しですみますし、間違いにも気づくことができるので、お勧めの方法になります。
ただ、細かい作業が苦手な場合、薬を落としてしまったりするので、一包化がオススメになります。

祖母は一包化する管理方法
祖母は薬の数が多く一包化しています。
一包化できない薬もある為、飲み忘れを防ぐため、透明の小さいジップロックに一包化した薬とシート状の薬の1回分を入れて保管していました。
ちなみに、薬の仕分けは、時間はかかりますが祖母にやってもらっています。
祖母は、ハサミが使えなくなっていた為、一包化できないものは、私が小さく先に切っておいて、祖母に袋に入れる作業を行ってもらっていました。
祖母は、もともとあまり細かいことは気にしない大雑把なところがあるので、作成したものが間違えていないかわたしがしっかり確認して、大きい袋に入れて管理していました。(私が細かいのを知っている祖母は、間違いがないか自主的に2回チェックしていました。(笑))

介護をうける側の認知機能のレベルにより、できない場合もありますが、薬をわけて袋に入れられる状態であれば本人にやってもらうことで、トレーニングにもなるのでお勧めです。
ただし、必ず違う人のチェックが必要です。
年齢とともに小さいものが見えにくくなりますし、手先も思うように動かなくなるので。。。
年齢問わず気をつけて分けていても、間違えることはあるので、必ず二重でチェックする必要はあるかと思います。
薬カレンダーを使う

薬ケースで分けるやり方もありますが、私は祖父に関しては薬カレンダーを使用していました。
高齢になり、祖父は目が悪くなっていました。
文字が、大きい方が見やすいということもありますし、私自身もカレンダータイプは見やすいため、飲み忘れにもすぐ気づけるため、カレンダータイプを活用していました。
認知機能に問題がない方は、重複して飲む可能性も低いのでお勧めの管理方法になります。
祖父は新聞も読みましたし、TVもよく見る人だったので、日にちを毎日確認して飲んでいたので、問題なく使用できました。
飲み終わったら、透明の入れ物を元に戻すというルールを決めて、活用していました。
ただし、カレンダータイプは、先ほどもお話ししましたが、今日が何日か新聞やテレビを見てしっかり理解できる方向けです。
私自身も、色々作業をしていたりすると、朝薬を飲んだか忘れてしまう時もある為、認知機能に問題がなくても間違えることはあると思うので、気をつける必要はあるかと思います。
なので、必ず薬をカレンダーからとる時に、日にちを確認してから飲むというルールを決めて、利用することをオススメします。
若い時のようにニュースや新聞を見て今日の日にちが間違えない状態でないと重複して飲んでしまうため、その場合は使うことは避けた方がいいと思います。
朝一回分の薬を朝ごはんを食べるところに置いておく

祖母は、飲んだか飲んでないか忘れてしまうことが多かったので、着替えが一人ででき、朝ごはんを自分で食べれる時期は、前日の夜に机にメモと薬をセットして置いておきました。
そして、飲んだ一包化した袋を捨てずに、机の上においたままにするというルールにすること、毎朝メモも一緒に置いておくことで、朝食の時間が違っても服薬の確認ができました。
毎朝、手渡しできる環境であれば、それが一番いいですが、私の場合は早起きの祖母に朝時間を合わせるのが大変だった為、ルール化してこのようにしていました。
最近私自身一日2回同じ時間に薬を飲まないといけないのですが、毎日だと、あれ?飲んだっけ?となります。薬ケースに仕分けるのが面倒くさくていまだにやっていませんが、定期的に忘れてます。2回飲んでしまっている可能性あるだろなと思うくらい全く覚えていません(笑)
祖母がルール化するまで、飲んだか忘れたと言っていたのが今になってとても理解できます。
重複に飲むのは、体にとってかなり危険な行為なので、きちんと把握しないと行けない部分かと思います。
それぞれの家庭により変わってくると思うので、一番飲み忘れがなく、負担がない方法を選択されるといいと思います。
まとめ 薬の服薬について
認知症が進行した場合は、いるところで飲んだのを確認しないと、飲んでいなかったりすることもあるので、状況により服薬の仕方は変える必要があると思います。
祖父は、同居前は、面倒だからと薬を飲んだり飲まなかったりしていたようですが、同居前に、同居するために薬の服薬をきちんとする約束をして同居をスタートしているので祖父祖母ともに薬はスムーズに飲んでくれました。
しかし、薬を嫌がり飲んでくれない場合などもあると思うので、色々な人に相談をして、一番最適な方法を選択してもらうことが必要になってくるかと思います。

薬の管理方法については、他の情報を見ても、色々なやり方があります。
介護をうける側がどのような状態かを見極めて、それに合わせてあげる事が大切なのかなと私は思います。
私の経験が、誰かの参考になれば嬉しいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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